ISOT2006 まだ頑張るの?エアーペン
ぺんてるの「airpenストーレージノート」発売して三年目に入るけれど、文具店の店頭であまり見ないので、売れているのだろうか。実際使っている人も見たことがない。
でも、7月22日の日経新聞のコラム「VIVA! 個電天国」にライターの福光恵さんが取材メモに使っていると書いている。使ってる人がいたんだ!
今年は、手書き文字をテキストデータに変換するソフトが用意されたらしいけれど、くせ字は上手く拾ってくれないようだ。
ウイルコムのキーボード付き携帯「W-ZERO3」が売れて、一時品物が無くなったようだ。やはり手書き文字には限界があるのではないだろうか。
「airpenストーレージノート」がキーボードを使えない人をターゲットにしているとすれば、そのような人はパソコンそのものが苦手だということを考慮していないのではないかと思ったりしている。
ぺんてるらしい新しい専用ペンを考えているらしいが、OCR機能を完璧なレベルにするなどの新機軸が出てきそうもないし、悪女の深情けというやつで、抜き差しならなくなっているとしか思えない。
「airpenストーレージノート」とはコンセプトは違うが、ノキアの携帯電話と連携して使うことのできるBluetooth無線技術を使った「Nokia Digital Pen SU-1B」の方が技術的には面白いと思う。
このペンはアノート社のペンを使うもので、専用の用紙が必要だけれど、デジタル化をめざすのであれば、携帯電話という道具が使えるということで、汎用性というか発展性があるような気がする。
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