ISOT2006 ステーショナリーオブザイヤー
会場を巡っていて、ステーショナリーオブザイヤーの展示場所が、何時もは目立つ場所にあるはずなのに、わからなかった。
会場の配置図を取り出してよく見ると、展示ブースの裏にひっそりと隠れていた。
今年も5点のステーショナリーオブザイヤーが、初日に決まったようだ。
■グランプリ
エナージェル(ぺんてる)
■入賞
「フラットかるヒット」(プラス)
「取扱説明書ファイル」(キングジム)
「リングファイル カドロック&ツイストリング」(LIHIT LAB.)
「OJスイングバード」(ミドリ)
去年もグランプリは、ぺんてるの「デコプチ」で、ぺんてるは二年連続となる。「エナージェル」は評判が良いので、順当なところだろう。
面白いのは、プラスで、去年は「かるヒット」で、今年は「フラットかるヒット」と、ふらっとクリンチにしただけで、今年も受賞となっている。きたきつね的には、ミドリの「OJスイングバード」が、ステーショナリーオブザイヤーらしいかなと思う。
だいたいステーショナリーオブザイヤーの選考基準が良くわからないところがあって、全く販売実績の無い新製品が入っていたり、販売成績が良いのに入っていなかったりと首をかしげるところだ。実際、昨年のステーショナリーオブザイヤーのOMYの「スライドカッター」は、ユニークな機構で面白いけれど、残念ながら今のところ商品化されていないので、販売実績がないということになっている。
去年も書いたと思うけれど、グッドデザイン賞と同じで、エントリー制なので、エントリーがなければ対象にならないのが問題だろう。それと、ISOTには、国内有力メーカーが参加していないから、ここにもねじれが出てしまっている。いつも思うのだけれど、ISOT参加者の投票で決める方式が取れないだろうか。
参考までに、ここ数年間のステーショナリーオブザイヤーは次のようなものだ。
2005年度
■グランプリ
「デコプチ」(ぺんてる)
■入賞
「かるヒット」(プラス)
「点字テプラ」(キングジム)
「スライドカッター」(OMY)
「ディスクカッター」(カール)
2004年度
■グランプリ
「クリアポケット クイックワーク」(
マルマン)
■大賞
「ホワイパープチ」(プラス)
「Design Collection LADIES XPA Xoom727」(トンボ)
「シャカットカッター」(カール)
「ヒクタス(透明)スティック・タイプ」(キングジム)
2003年度
■グランプリ
「蛍コートチャージャー」(トンボ鉛筆)
■大賞
「ヒクタス」(キングジム)
「ICアルファー」(ゼブラ)
「テーブルフック キャリぞう」(CMCカンパニーリミテッド)
「身長計付フォトアルバム」(LIHIT LAB.)
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