ISOT2006 もう少しで完成かセーフティーカッター
2005年のステーショナリーオブザイヤーに選ばれた有限会社オーエムワイの「スライドテープカッター」は、まだ発売に至らないらしい。アイデアはすばらしいけれど、量産の壁を越えるのが難しいようだ。
同じメーカーの「セーフティーカッター 安全くん」も非常にシンプルなテープディスペンサーで、去年は木製のものが紹介されていた。木製のものは、和菓子屋、和食の店など和風のお店向けに売れているらしい。
今年はプラスチックの普及版を持ってきていたが、外観が木製のものと同じで、色も黄色と青というどうにも力不足の感じだ。木製では、加工など色々な制限があって形が決まってしまうけれど、プラスチックでは自由度が高くなるはずだ。
どう見ても、ありふれたテープディスペンサー2しか見えない。すばらしい機能が判るようなデザインが必要だろう。さらに、色も考える必要があるだろう。中小企業だと、どうしてもデザインにコストをかけられないということがあるかもしれない。しかし、デザインの力は大きなものがあるので、ある程度のコストをかけるべきだろう。
テープカッターが隠れてしまうというアイデアは、非常に良くできているので、早く製品として完成して欲しい。
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