google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 きたきつねの文房具日記: 2006年12月

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2006年12月28日 (木)

アピールカッター

Itoyaapcutter伊東屋にシステム手帳のリフィルを買いにいったけれど、目的のものがなかった。

帰ろうと階段を下りていたら、万年筆売り場のカウンターのテープディスペンサーに、今は売っていない「アピールカッター」がささっていた。やはり、知る人は知っていたということか。

包装を失敗した時にテープを剥がしたり、包装紙を切ったりするにはアピールカッターがベストだと思う。

アピールカッターなき後、ニッケンのペーパーカッターが発売になっている。これは、値段は安いけれど、刃の仕上げに当たり外れがあるので、ベストという訳にはいかない。

そうそう、久しぶりに内幸町の飯野ビルにいったけれど、文誠堂が無くなっていた。調べてみると7月末で閉店したらしい。それなりの品揃えだったのに残念だ。プレスセンターの丸善も早々と文房具売り場を閉めてしまったし、オフィス街で文房具は売れないということだろうか。

手前のジェリービーンズの店の隣に、オフィスデポとDPEが一緒になったミニ店舗ができていた。ちょっとした筆記具や紙類は買える。

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2006年12月23日 (土)

今年の総括?

師走も押し迫ってきた。ようやく新しい環境になれてきた。まだ、引っ越し荷物の整理が進んでいないので、「きたきつねの文具館」の更新ができない状態だ。文房具日記の素材も溜まっているけれど、消化できていない。

世の中、今年の総括モードなので、気分を変えて文房具関連の今年を振り返ってみたい。なんといっても一番は、シュレッダーの幼児指切断事故だろう。きたきつねは、仕事場を変るたびに、小型のシュレッダーを用意しているけれど、指が切断されるということを考えたことは無い。それよりも、ネクタイがシュレッダーに巻き込まれる事故の方が気になっていた。

事故で指を失った子供は気の毒だけれど、親が事故が起こらないように注意していれば、起こらなかっただろう。今は、何でもかんでも、「安全」、「安心」だけれども、自ら行動しないで、社会に責任を押し付ける傾向が強くなってきているような気がする。

しかし、事務用品だったシュレッダーがオフィスから家庭にも普及するようになれば、企業の社会的責任であるPLの観点から、事故対策は必要な要素であることは間違いない。

MSシュレッダーの明光商会は、老舗だけあって、事故対策は万全だったようだけれど、多くのメーカーに混じってユニバーサルデザインを標榜するコクヨS&Tが改善対象に入っていたのは、非常に残念なところだ。

OEM製品といえども、オリジナルブランド売るからには、注意が必要だったのだろう。

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2006年12月20日 (水)

フリクションライン

Frixionパイロットらか11月末に発売された消すことのできるラインマーカー「フリクションライン」が小田急新宿の伊東屋にあったので、買ってきた。

メル券があったので、税抜き150円。

「フリクションライン」は、摩擦熱で透明になる新開発の「フリクションインキ」を使ったということで、蛍光色のインクで書いた跡を、ペンの尻についた灰色のプラスチックでこすると、あら不思議消えてしまう。これまでも三菱鉛筆の「プロパスイレーザブル」のように消すことのできるラインマーカーがあったけれど、それと違い消しカスが全くでないというのが特徴になる。それも、インクが透明になるだけで、紙の上から剥がしとられたわけではないから、消しカスがでるわけがない。

「フリクションインキ」は、60度以上で透明になり、−10度以下で色が元に戻るインクだ。実は、このインクは2002年11月にパイロットが発売した色が変わるゲルボールペン「イリュージョン」に使われていた「メタモカラーインク」と原理は同じものだと思う。「メタモカラーインク」は、高温で変色して、低温で元に戻るというから「フリクションインキ」と性質は同じだろう。

「使われていた」と書いたのは、廃番になってもう出荷されていないようだからだ。どんな用途を想定して開発したのか意図が分からなかった。予想通り売れなかった。

ただ、「フリクションインキ」のすごいのは、高温になると透明になってしまうという点だろう。「メタモカラーインク」の失敗から、新しいインクを作り上げたということになる。黒インクが赤や青に変わっても、面白くもおかしくもないけれど、透明になるというのは応用範囲が広くなるだろう。


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2006年12月 8日 (金)

のりカッター

転勤やら、ココログのメンテナンスなどで、大分休んでしまった。

新聞を読んでいたら、和歌山の弁当・台所用品メーカー「トルネ」ののり型抜き器「のりカッター」が紹介されていた。

一見すると、スクラップブッキングでお馴染みの「型抜きパンチ」に似ている。食品用ということで、刃にエンジニアリングプラスチックを使っているらしい。

カールの「クラフトパンチ」でも、どこかのブログでお弁当用ののりを切り抜くという使い方が紹介されていたと思うけれど、「のりカッター」は実用新案を取っているらしい。

「クラフトパンチ」の特許は切れていて、原理は公知ということになっているはずだけれど、対象を食品として、刃をプラスチックとすることで実用新案となったのだろうか。

ネットで調べてみると、「のりのりパンチ」など何種類かあるようだ。その他に、型抜きしたのりも売られている。お弁当にアクセントを付けるには良いと思う。

「のりカッター」は、文房具ではないけれど派生商品ということで取り上げてみた。

そういえば「Bun2」の最新号が欲しいけれど、貰いにいく暇がない。

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