google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 きたきつねの文房具日記: 2007年7月

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2007年7月25日 (水)

ISOT2007 その他

ドイツのKUMのブースでは、コンパスとして使える定規を展示していた。センターに針が出るようになっていて、定規に空いた穴に鉛筆やボールペンを入れて回すことで円が描ける。

試してみたけれど、センターの針が上手く紙に刺さらないので、動いてしまい上手く円にならなかった。説明のドイツ人も一生懸命やってみるが、これも見事に失敗していた。まだまだ改良の余地があるようだ。

スタジオ・エヌのブースでは、鉛筆の持ち方矯正グリップを展示していた。大人用「With Pen」、子供用「Write Grip」の二種類あって、人間工学で設計されているらしい。形は、トンボ鉛筆の「もちかたくん」を大きくした感じのもので、使ってみたけれど、指先だけでなく親指の付け根で固定されるので、動きが制限されすぎのような気がした。

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2007年7月24日 (火)

ISOT2007 ダブルクリップ

Wcripnew

ソニックのブースで、花をプリントしたダブルクリップを見つけた。ダブルクリップも黒だけでなくカラーのものもあるけれど、絵柄がついたものはなかったと思う。他のブースでヒョウ柄も見つけたがどこのメーカーか判らない。

これは印刷技術の成果といえるのだろう。よく見るとインクジェットで印刷したような感じなので、もしそうなら、色々なバリエーションを作ることができるだろう。キャラクター物や企業の宣材としてつかうこともできるだろう。

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2007年7月23日 (月)

ISOT2007 修正テープ

Colorcole

修正テープも各種発売されていて、長さを増やすとか大きさを小さくするといったマイナーチェンジと、形をコーラの形にするといった面白系に収斂してきたように感じる。

今回は、ユニオンケミカーが3月に新製品として発売した「カラー修正テープ」というものが目に付いた。カラーペーパーの修正用なのかと思ったが、それだけでなく、ブースでは手帳や日記、写真などのデコレーションにも使えるということで説明していた。

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2007年7月17日 (火)

ISOT2007 収納ケース

キングジムのブースで、見たいと思ったのは、8月に発売予定の「ケーブルケース」と「ケーブル&アダプターケース」の2種だった。

ちょっときたきつねのイメージと違っていたけれど、パソコンを使い始めると、周辺機器のケーブルやACアダプターなどごちゃごちゃと増えてくる。常時接続している時には、いいけれど、時々接続する周辺機器の場合には、整理しておかないと、いざ使う段になって、どれがどれだか判らなくなることがある。

USBケーブルのように、互換性があれば、どれを使っても同じだけれど、デジカメのように専用ケーブルだと大いに困ることになる。

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2007年7月16日 (月)

ISOT2007 テープのり

Nichibands 両面テープは、ここ数年でオフィスに普及して、各社から色々のバリエーションが発売されている。でも2005年に発売されたコクヨの「ドットライナー」の快進撃を受けて、迎え撃つ各社は色々と工夫してきている。

今回の一押しは、ニチバンの「テープのりDS」だろう。「DS」は、Dot Stamperの略ということだ。ドットパターンののりを採用して引いてのり付けするだけでなく、スタンプの様に押してのり付けができるというのが「テープのりDS」の特徴になっている。

押して使えるというのは、これまでになかったユニークな機構だ。これまでのテープのりでも、点状に短くのりを付けることができるけれど、「テープのりDS」はのり付けが楽しくなる。

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2007年7月15日 (日)

ISOT2007 接着剤

接着剤は、オフィスでは比較的地味な存在になってきているような気がする。きたきつね自身、工作用以外はほとんど接着剤を使わなくなってきた。そんな関係か、真剣に見てこなかったけれど、いくつか気になったものをピックアップしてみた。

セメダインのブースでは、新製品の「セメダイン スパーXG」があった。「スパーXG」は、コニシの「ボンド ウルトラ多用途SU」に対抗した製品で、従来の多用途接着剤「スパーX」を、初期接着力、透明度、用途拡大の三点を改良したということだ。

「スパーX」よりも「ボンド ウルトラ多用途SU」の方が、硬化したときに透明度が高く、初期接着力も強かったから、頑張ったのだろう。

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2007年7月14日 (土)

ISOT2007 プリンター用紙

Picplay今年もインクジェットやレザープリンター用の印刷用紙が展示されていたけれど、面白そうなものを幾つかチェックしてきた。

プリンターが家庭に入って随分立つけれど、5年ほど前から印刷用紙のバラエティーが驚くほど急速に増えてきたような印象がある。

住友3Mでは、ポストイットの「貼ってはがせるインクジェット用紙 ピクプレ」のサンプルを配って宣伝していた。

プリンターで印刷できるポストイットは、一度発売されたけれど、黄色のオリジナルカラーだったためかそれほど売れなかったようだ。

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2007年7月13日 (金)

ISOT2007 シャープペンシル

Tec2way
今回シャープペンシルで注目したのは、振るだけで芯が出る「フリッシャ機能」とノック式の2wayで使えるゼブラの「Tect 2way」だ。

この「Tect 2way」の目玉は、「フリッシャ機能」をロックする機構が付いたところだ。軸の中程にあるリングを回すと、「フリッシャ機能」がロックされて働かなくなる。

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2007年7月10日 (火)

ISOT2007 ボールペン

Compactrepボールペンは、作りやすいので、色々なメーカーが展示していた。でも、新機軸を作り出すのは難しいようだ。

トンボのブースでみつけたのが、「REPORTER 4 COMPACT」だ。きたきつねも愛用している「REPORTER 4 」を長さを117mmと短くした多色ボールペンで、特徴のインクの選色ボタンや音消しダンパーはそのままとなっている。

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ISOT2007 マーカー

Pencle 今回は、マーカー類にインパクトの強いものは少なかった。きたきつねのアンテナに引っかかったものを幾つか紹介したい。

ステーショナリーオブザイヤー機能部門のグランプリとなったサニーの「ペンクル」は、キャップにネオジウム磁石を組み込んだホワイトボードマーカーだ。

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2007年7月 9日 (月)

ISOT2007 字消し

Monozeroc今回の字消しのハイライトは、トンボ鉛筆の「MONO ZERO」だろう。

「MONO ZERO」は、直径2.3mmのラウンドタイプと2.5mm×5mmの角形の二種類のノック式字消しで、細部を修正ができるように設計されている。

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ISOT2007 粘土がホイップできる?

Whip01文房具ではないけれど、文具店の商品の粘土に面白いものがあった。工芸用の粘土のメーカー「アートクレー」のブースで、実演していたのが、ホイップした粘土「軽量粘土 ホイップタイプ」。

本物のホイップクリームのように絞り袋で絞り出すことができる粘土で、本当に質感はホイップクリームそのものだ。パレットナイフで塗る感じも、実物のようだ。

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2007年7月 7日 (土)

ISOT2007 ミドリの紙へのこだわり

Midori01毎年楽しみにしているミドリのブース。今年は、ミドリのオリジナル用紙「MD用紙」をツルの形に切ったものをつないでブースの壁を構成していた。

「MD用紙」は、ミドリ・ダイアリーの略で、日本製紙のOEMらしい。やはり、紙製品のメーカーは、紙にこだわりがなければいけないだろう。

ここ数年、ISOTの会場でデザインコンペを行っているけれど、今回はこの「MD用紙」を使った商品ダミーのデザインコンペを開催していた。

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2007年7月 6日 (金)

ISOT2007 シャチハタが・・・・

Shachi_0707シャチハタのブースの前を通ったとき、大きな変化がないような気がしていたが、今年は少し違っていた。

まず目に入ったのはビビッドな色のスタンプ台で、これだとおしゃれなオフィスの机に置いてもいいし、色を間違える心配もない。スタンプインクは、乾燥時間が早いもので、色もクリアーだ。

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ISOT2007 マルマンスケッチブック50周年記念

Maruman_1マルマンのブースは、子供の頃から親しんでいるスケッチブックの表紙のデザインで統一されていた。

このスケッチブックの表紙のデザインを1958年に採用してから今年で50年になるということで、それを記念して、表紙のデザインを統一した、ノート、バインダー、メモ、単語帳などを8月下旬に一年間限定で発売するということだ。

もちろんオリジナルのスケッチブックに加えて、65枚の多枚数型を発売するということだ。

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ISOT2007 海外メーカーのブース

Copycorre 初期の頃のISOTは、ヨーロッパのメーカーも多く、アジアも比較的品質やデザインに光るもののをもったメーカが見られたけれど、最近は100円ショップ向け商品を扱っているメーカーが多くなってきたようだ。

力のあるメーカーは、国内の代理店が見つかったり、OEM供給先が見つかると次の年から参加しなくなるのではと思う。きたきつねが、前年レビューで褒めたところは、来なくなっているから、誰が見ても良いところは、良いというところだろう。

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ISOT2007 ステーショナリーオブザイヤー

3回目のISOTから始まった「ステーショナリーオブザイヤー」は、今年で16回目となる。仕方がないことだけれど、日本国内で流通する全ての文房具から選定されるわけでなく、ISOTに参加企業からエントリーされた文房具から選ぶということで、受賞作を見ると、なんとなくモヤモヤとしたものが残る。

いろいろと感想はあるけれど、言っても無駄なような気がするので、今年の受賞は次の通り。

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ISOT2007 全体の印象

仕事を休んで東京ビックサイトに行ってきた。

今回のISOTは、「オフィスセキュリティーEXPO」、「国際オフィス機器展」、「デザイン雑貨EXPO」、「国際雑貨EXPO」との同時開催ということで、人出は例年よりも多くなっていたのではないかと思う。主催者としては、人集めができたことをもって成功ということになるのだろう。

今年は、例年と異なり水、木、金曜日の平日開催となった。一般ユーザーが来やすい土曜日を避け、さらに「18歳未満の入場お断り」ということになっていた。主催者は、あくまでも商取引の場に限定したいようだ。

メーカーのブースで展示している新製品の話を聞くと、「ターゲットは女子中高生です」などと言う。例年の土曜日は若い人ユーザーも沢山来ていたので、メーカもユーザーの話を聞くことができたけれど、今年は業界関係者ばかりが多くなって、ユーザーの生の声が聞けなくなってしまったのではないだろうか。

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2007年7月 3日 (火)

Sharpie MINI

Sharpie

ミニ文房具が各社から発売されているけれど、形だけで実際はボールペンと消しゴムになっているものが多いような気がする。

筆記具としてはボールペンが一番、機構が簡単なので、作りやすいということもあるのだろう。

今回見つけたのは、SANFORDの油性マーカー「Sharpie」のミニ文房具で、「Sharpie MINI」だ。ボールペンに変身させないで、油性マーカーのまま縮小しているのがいい。

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丸善がアマゾンに

丸善の話題ばかりになってきているけれど、偶然重なっている。

丸善は独自に運営しているオンラインショッピングサイト「丸善インターネットショッピング」を8月にAmazonのシステムを利用したサイトへ移行するらしい。8月からは、見た目は「丸善インターネットショッピング」サイトだけれど、中はAmazonになるということだ。

Amazonのシステムを、丸善向けにカスタマイズした形で、商品管理や配送など一切合切でAmazonのシステムを利用することになる。

だから商品のラインアップは基本的にAmazonののものということになる。丸善独自の出版物や文具なども取り扱っていくのだろうけれど、検索すると書籍と文具以外に、本来丸善で扱っていないはずの古本や電気製品などもヒットすることになるのだろう。

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2007年7月 2日 (月)

萬年筆物語

Maruzenfuntbookオアゾの丸善丸の内店の万年筆売り場に、平成6年に丸善萬年筆のオリジナルブランドを復活させた記念に刊行した「萬年筆物語」があった。

当時、自費出版のスタイルで頒布されていたけれど、もう在庫が無くなってしまっていたと思っていたが、倉庫に眠っていたものがあったようだ。

ページ数は63ページと少ないけれど、明治45年の「萬年筆の印象と図解カタログ」に夏目漱石、内田魯庵の文章の復刻したもの、安野光雅、串田孫市などのの「萬年筆と私」というエッセイ、「万年筆の歴史」、「万年筆ブランド物語」とコンパクトによくまとまっている。

それほど在庫はないと思うので、欲しい人は急がなければ・・・・。

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2007年7月 1日 (日)

フリクションインクの秘密2

6月16日のに書いた「フリクションインクの秘密」の続きが日経BPネットにでていた。今回は、『「消える」秘密は、”温度を記憶する”インクにあり』で、「メタモインク」の開発秘話というか、改良のプロセスが紹介されている。

2002年に発売された「イリュージョン」は、メタモインクの試作品で、「寒い地域で冬に限定して販売」ということが判った。

メタモインクの変色は、温度にあるので、発色と無色化の温度幅を大きくする改良に時間がかかったという。

文房具の開発については、なかなか判らないことがおおいので、この記事は読む価値がある。まだ、続くようだ。

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