ISOT2007 テープのり
両面テープは、ここ数年でオフィスに普及して、各社から色々のバリエーションが発売されている。でも2005年に発売されたコクヨの「ドットライナー」の快進撃を受けて、迎え撃つ各社は色々と工夫してきている。
今回の一押しは、ニチバンの「テープのりDS」だろう。「DS」は、Dot Stamperの略ということだ。ドットパターンののりを採用して引いてのり付けするだけでなく、スタンプの様に押してのり付けができるというのが「テープのりDS」の特徴になっている。
押して使えるというのは、これまでになかったユニークな機構だ。これまでのテープのりでも、点状に短くのりを付けることができるけれど、「テープのりDS」はのり付けが楽しくなる。
テープのりではパイオニア的な役割を果たしてきたトンボ鉛筆も、「ピットテープM」にメッシュタイプを投入してきた。「ピットテープMメッシュタイプ」は、あくまでもドットタイプを単純に真似したということを避けるということで、のりをメッシュ状にしたものだ。
のりをメッシュ状にしたことで、のり切れは良くなっているし、ドットタイプよりのりの面積が広くなって、接着力も強くなるのだろう。
同じトンボ鉛筆から、のりをより薄くした「ピットテープMフラットタイプ」も新製品として発売する予定にしていた。こちらは、従来よりも2m長い14mと してお得感をだしている。新しいシリーズの詰め替えテープは、互換性があって従来の「ピットテープM」のケースに入れることができるので、詰め替えテープ だけを買って使うというのもいいだろう。
プラスは、テープの長さを20mにした「スピンエコ」を出していた。「スピンヘッド」機構を採用して、のり付け部分をローラーにすることや、基材のテープを薄く、転写性の良いのりを採用するなど、効率よくのり付けできるように改良している。
詰め替えテープもローコストにして、1m当たり9円と非常に安くしているのは、魅力的だろう。
韓国のDONGKEE ENTERPRISE CO.,Ltd.は、OEMで日本でも売られているけれど、可動ヘッドのテープのりは、なかなかいいと思う。
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