丸善がアマゾンに

丸善の話題ばかりになってきているけれど、偶然重なっている。

丸善は独自に運営しているオンラインショッピングサイト「丸善インターネットショッピング」を8月にAmazonのシステムを利用したサイトへ移行するらしい。８月からは、見た目は「丸善インターネットショッピング」サイトだけれど、中はAmazonになるということだ。

Amazonのシステムを、丸善向けにカスタマイズした形で、商品管理や配送など一切合切でAmazonのシステムを利用することになる。

だから商品のラインアップは基本的にAmazonののものということになる。丸善独自の出版物や文具なども取り扱っていくのだろうけれど、検索すると書籍と文具以外に、本来丸善で扱っていないはずの古本や電気製品などもヒットすることになるのだろう。

小規模であれば、簡単なショッピングサイト・運営システムで対応できるだろう。しかし、扱う商品が膨大だったり、システムの運用コストを考えると、 独自のネットショッピングシステムではなく、Amazonのような、配送センターまで持ったところを利用することは、一つの選択かもしれない。

小規模ショッピングサイトだと、扱い量少ないので、宅配業者のディスカウントもあまりきかないから、その点、荷扱い量が大きいところが有利になる。Amazonのように、1,500円以上注文すれば、配送料が無料になるというのはユーザーにとって非常に利便性が高くなる。

問題は、ショップのオリジナリティーが無くなることや、単なる巨大なアフリエィトサイトになり兼ねないことだ。