第1回文具検定模擬テストの結果
文具業界紙の「CLIPS」10月5日号に、文房具屋さんドットコムで6月21日から8月31日の間に実施していた第1回文具検定模擬テストの結果が出ていた。約2ヶ月半の期間で、延べ17,195名が挑戦したということだ。問題は全部で420問だった。
2回以上の受験者を除いて一般ユーザー・業界関係者を合わせた正答率は58%だったようだ。
合格基準が、一般ユーザー70%、業界関係者80%と設定されていたらしく、合格率は一般ユーザーで47%、業界関係者で41%となったらしい。
面白いのは、一般ユーザーの平均正答率が57%、業界関係者は59%とあまり違わないことだ。一般ユーザーの受験者は、文具ファンが多かったのかもしれない。それにしても、売り手と買い手の文具に関する知識の差がないということは、業界関係者にはもっと勉強して貰わなければいけないと思う。
見本市などでメーカーの人と話していると、同業他社で同じくらいか上の企業のことはある程度知っているけれど、中小メーカーや異分野のメーカーについてはあまり情報を持っていないことが多い。
筆記具であれば、筆記具の世界だけしか見ていないと、新しい素材の発見やアイデアが出てこないのではないだろうか。
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