テトラけしごむ
一月ほど前に、某文具店でサンスター文具の『テトラけしごむ』(120円)を見つけたので買ってきた。消しゴムとしては、エラストマー樹脂でそれほど快適で、良く消える消しゴムとはいえない。でも形が面白いし、海岸などのジオラマに使えるだろう。
写真の小さい方が『テトラけしごむ』で、大きい方は『テトラポッド』の模型だ。この模型は、高畑文具王に貰ったものだ。なんでも、高畑家ではメーカーから「テトラポッド」の模型を直接購入したらしい。
「テトラポッド」は登録商標だから、『テトラけしごむ』は一般名称の「テトラ」を使っているので、問題ない。それに、商標はあらゆる商品を登録すると、登録料が膨大になるので、普通は商品が出そうな分野だけに絞って登録することになる。
例えば、三菱鉛筆が、三菱重工、三菱電機などの三菱グループと関係がないのも、三菱グループが文房具に関する商標を登録していなかったからといわれている。
「テトラポッド」の商標は、土木構造物といった分類で取られているので、文房具に関しては登録していないのではないだろうか。それでも、係争をさけるには『テトラけしごむ』とするのが利口なところだろう。
写真は、昨年11月に我孫子市で開催された「ジャパンバードフェスティバル2007」で、日本野鳥の会茨城支部の展示した海岸のジオラマにも、模型の「テトラポッド」が使われている。
この「テトラポッド」は、神栖市にある水産工学研究所から借用してきたということだ。海岸や漁港の模型実験をするときに、色々なサイズのコンクリートで作った「テトラポッド」の模型を使うということだ。次元を合わせるために、鉛や鉄で作った「テトラポッド」の模型も見たことがある。
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