『トヨタミュージアム 産業技術記念館』で文房具の展示を見つけた
1955年になると、鉛筆を使うようになっている。製図は、トレシングペーパーに原図を描いて、それを複写して現場で使うことになる。戦前は、「青焼き」といってヘキサシアノ鉄酸塩による青地に白線の陰画が使われていて、鉛筆の線だと綺麗に複写できなかった。
ジアゾ式複写機が普及して、感光剤の感度が上がって鉛筆の線でも綺麗な複写ができるようになったということだ。
その後、PPC複写機が使われるようになり、現在では手で図面を描かずにCADを使いプリンターで直接印刷することができるようになっている。
きたきつねは、烏口から鉛筆までの筆記具で図面を描いたことがある。その後、仕事を代ったのでCADは経験したことがない。
『産業技術記念館』には、この他自動車のデザイン画を描くための、色鉛筆やマーカーなどが展示されていた。
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