ファイロファックスの原産国
今日の朝日新聞の夕刊にファイロファックスの原産国表示についての記事が出ていた。
中国製であるにも拘らず、原産国表示をせずにイギリスの国旗を表示して販売していることについて、景品表示法の「原産国の不当表示」違反の疑いがあるということで、排除命令も視野に調査中というものだ。
ファイロファックスの原産国表示については、昨年の春あたりから2チャンネルで話題になっていたらしく、直接ファイロファックスの本社に原産国を問い合わせをしたりと、動きがあったらしい。
ファイロファックスは、システム手帳の有名ブランドで、高級品という印象があるだけに、英国製の印象を出したかったのだろう。でも、イギリスの製品がそれほど良質とはいえないような気がするけれど、イメージということか。
今やエルメスやグッチなどの有名ブランドの製品も中国で生産されているのは、有名になっている。でも、有名ブランドの製品といえども、きちんと中国製であることを表示しているから、ファイロファックスは特別ということなのだろう。
非常に特殊なものを除いて、多くの工業製品が中国製となっていて、中国製でないものを探すことが難しくなっているのではないか。きたきつねの今日着ている洋服はインドネシア製のTシャツを除いて中国製だ。
100円ショップなどは、中国製の商品が無ければ営業できないだろう。
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コメント
松本さん
ブランドにお金を払っているのだからという意識が強いのでしょうね。
品質にではなくブランドに目が眩んでいるユーザーが多すぎます。ルイビトンなどは、塩ビのバックにLVというマークが印刷されているだけです。
原産地表示がある以上、ブランドイメージとの乖離はしかたがないと思います。
投稿: きたきつね | 2008年5月17日 (土) 16時34分
こんばんは
「イメージも値段のうち」と、それがまかり通ってきた以上、
イメージへの対価に合わないものには納得がいかないということでしょう
いくらメーカーが品質が同じと言い張っても
ユーザーがメーカー発祥の地での生産された商品を望むのであれば、
それがメーカーに求められているものともいえる訳ですからね
投稿: 松本麗香 | 2008年5月17日 (土) 04時23分