フィードAG
東京の虎ノ門のオフィス24で、5月のパイロットの新製品「フィードAG」を見つけたので入手してきた。
多色ボールペンの「フィード」シリーズで、AGというのは、「エアログリップ」ということらしい。
普通のボールペンの軸が硬い軸の上にゴム製のグリップを被せたり、軸に直接スリットを刻むことで滑り止めにしている。このエアログリップというのは、グリップ部分全体が少し柔らかな素材でできている。
無印良品に「アクリル油性ボールペン エアーグリップ付」という、ゼブラの「エアーフィット」のOEM製品があるが、これとはちょっと違っている。
グリップ部分をはずして曲げてみると、良く曲がる。グリップの内側にリブがあって、強度を持たせるようになっている。
実際に「フィードAG」を使ってみると、きたきつねはグリップを握る力が強いので中芯に触れてしまい、字を書くときに中芯が動いてしまい不安定な感じがした。
それと、使っている内に中芯が絡んで、スライダーが動かなくなって色替えができなくなった。店頭のサンプルでも同じ現象があって、グリップの内側のリブが関係しているのではないかと思う。
「フィードAG」は、従来の「フィードGP」と同じデザインなので、きたきつねが愛用しているトンボ鉛筆の「REPORTER」と比べると、スライダーの戻るときの音が大きく、グリップも硬い。これだったら中国製の100円ショップの多色ボールペンと変わらないと思ってしまった。
少ない小遣いなので、新しいと買ってしまうけれど、使えないと思うとガックリ来る。
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