google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 さようなら「プリントゴッコ」: きたきつねの文房具日記

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2008年6月 1日 (日)

さようなら「プリントゴッコ」

きたきつねが長年愛用してきた理想科学工業の「プリントゴッコ」が、6月末で出荷を止めるということだ。でもランプ、マスター、インクなどの消耗品の販売は当面続けるようだ。

「プリントゴッコ」は、家庭用の簡易印刷機としては、1977年に発売されて以来、画期的な製品として、爆発的に売れ、一時手作り年賀状の大部分が「プリントゴッコ」で印刷したものになったほどだった。

累計販売台数が約1050万台というから、日本の三分の一位の家庭にあったということになる。

最近は、パソコンが普及してインクジェットプリンターで印刷された年賀状が多くなって、「プリントゴッコ」で印刷したものがほとんど無くなってしまったので、心配していたところだった。きたきつねも、ここ数年は年賀状をパソコンで印刷するように成ってしまった。

きたきつねのHP「きたきつねの文具館」の「愛用文具カタログ」にも2000年頃に書いた『プリントゴッコ』についての記事があるけれど、今を予感させる内容となっている。

「プリントゴッコ」で、年賀状だけでなく、挨拶状、カセットテープのインデックス、専用封筒、便箋、はがきなど色々なものを印刷してきた便利な印刷機だった。

エポックを作った偉大な家庭用簡易印刷機として、今後も多くの人の記憶に残ることだろう。

ありがとう「プリントゴッコ」、さようなら「プリントゴッコ」。

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コメント

早瀬さん

「持ちこたえた」というのは同感ですね。

きたきつねのように、3台+布プリントも持っている家庭もあると思いますが、もちろん使っていない家もあるでしょう。

私の友人のように、年賀状は必ず印刷という家もあるし。

投稿: きたきつね | 2008年6月 1日 (日) 07時53分

日経のホームページでこの記事を見たとき、「ついにこのときが来たか」と思いました。逆に、「よくここまで持ちこたえた」という気持ちでもあったのですけど…。
その日の夜、ニュースランキングでこの記事が1位になっていました。それだけ多くの人が使い、この記事に「時代の流れ」を感じたということだったのでしょう。

そういう我が家では、実は「プリントゴッコ」を使ったことはなかったりするのですけどね。

投稿: 早瀬かをる | 2008年6月 1日 (日) 00時13分

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