ISOT2008 吸着と粘着の違い?
きたきつね的に一番興味を持ったのが、サニーのブースで見つけた特殊吸着シート「ピタゾー」だ。粘着ではなく表面に微細な吸盤(?)があって、住宅の壁紙のような凹凸のある表面にものを固定できるというものだ。
サニーのブースで、何度も試してみた。粘着ではないので、貼り剥がしが簡単にできて、貼った跡もきれいなままだ。愛用している3Mの「コマンドタブ」も表面が凸凹の壁紙には使えないから、石膏ボード用の特殊ピンをつかってカレンダーを吊しているので、これは「すごい」と思う。
「ピタゾー」には、両面吸着のシートと片面ずつ吸着・粘着の2種類があるようだ。この吸着シートを使った、ホワイトボードになる筆記シートがあるようだ。
吸着シートに感激してあるいていると、吸着ものが次々と見つかった。
フジコピアンのブースでも吸着テープの「DSPテープ」というのを見つけた。平滑面にポスターなどを固定するためのディスプレー用の吸着テープだ。透明なので、ガラスの内側から貼り付けることもできる。これも粘着だから、綺麗に剥がすことができる。
ワイエス・グラフィックスでは、「YS吸盤フィルム」という「驚異の吸盤力がある」という吸着シートがあった。もちろん凸凹の表面に吸着できる。これは、吸着するだけなく、裏表に印刷できるという特徴もある。吸盤面に印刷すると、ガラスの内側に貼って、外から見えるようにできるというのが面白い。サニーの「ピタゾー」と原理は同じもの(?)のようだ。
さらに、インクジェットプリンターやカラーレーザープリンターで印刷できるミクロ吸盤シート「ミューフィット」という製品もあった。パソコンで印刷できるのが良いと思う。
現状では100枚単位での販売のようだけれど、小分けの商品がでてくれば、小規模な事業所や幼稚園、小学校などで簡単に貼り剥がしのできるサインシートを作ることができるだろう。なかなか面白い。
「どこでもマグネット」のカンミ堂でも、繰り返しメモが貼れる「メモピット」という商品を初回していた。「メモピット」は粘着という言葉をつかっているようだけれど、水洗いすれば粘着力が復活するというところが、吸着シートのような感じがする。
まだ、見落としがあるかもしれないが、今年は吸着が面白そうだ。
追記
プリンター用紙でガンバッているエーワンにも、「吸着シート」と「内貼り吸着シート」があった。
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