キングジム「ポメラ」を試用することになった【4】
早速、文章を入力してみた。ディスプレーは、VGAで640×480ドットで、バックライト無しでも視認性がよく、テキスト入力だけなのでモノクロで問題はない。レスポンスも問題なし。
希望としては、ディスプレーは4.8インチか5インチくらいのサイズがあれば、もっと良いと思う。
きたきつねは老眼なのでフォントを32×32ドットに設定した。この設定で全角で20文字、12行が一覧できる。48×48ドットのフォントは、見やすいが、大きすぎて表示する文字数が少なくなる。
キーボードを使って気になった点は、
①キーボードのFJの位置が中心にないので、ディスプレーが体の正面に来ないこと。キーボードを二つ折りにするためと、スペースバーの位置関係から、キーボード一つ分左にずれている。微妙なことだけれど気になる。使っていく内に慣れるだろう。
②スペースバーの右横のヒンジの出っ張りは時々親指に触れて、気になる。これも慣れだろう。
③キートップが微妙に高さと位置が違っている。人の指先は非常に敏感なので、ごくわずかな高さや位置の違いが気になるものだ。このずれは試用品だからということで、、製品版は直っているのではないだろうか。
キーピッチが17mmということで、B5ノートPCとほぼ同じで、キーボードのキーピッチやshiftなどのキートップが小さいのは、慣れるしかない。
タッチタイピングは今のところ苦しいけれど、これは慣れの問題ということだろう。キーの深さと反発は好みだと思う。でも、MacBook程度の浅さでも良かったような気がする。
日本語IMは、使いなれているATOKなのでこれは合格。キーアサインもATOKとMS-IMEが選べて、いつもMS-IMEでATOKを使っているきたきつねにはストレスなし。単語登録の語数が最大500件で、最大語句が18文字となっている。実用上問題ないだろう。
PCで使っているATOKの登録単語を読み込めると良いのだけれど、そのような仕様になっていないようだ。
Shift+矢印で範囲指定、Control+Cでコピー、Control+Vで貼り付け、Control+Zでやり直しといったPCと同じショートカットが使える。きたきつねのように古くからPCを使っていると体で覚えたキーアクションが使えるのはストレスがなくていい。また、マウスがないのでショートカットキーは非常に有効だ。
ショートカットキーを使わないときには、いちいちメニューを呼び出さなければならないから、ショートカットキーを覚えておきたい。
つづく
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