addex「DOCLIP」
1月にaddex社の「DOCLIP」サンプルを貰っていた。時間が無くて、レビューを書く時間が取れなかった。
「DOCLIP」はパイプ式ファイルに綴じ込んだ中間にある書類を、留め具を開けずに抜き差しできるファイルだ。
半透明のホルダーに、プラスチックのとじ具が付いているのだけれど、そのとじ具に特徴があって、パイプホールダーのパイプを挟むようことができるように加工された穴が開いている。
この穴に付いているバネ状の部分でパイプからフォールダーが抜け落ちないようになっていて、フォールダーを引っ張ると、パイプからはずすことができる。
アイデアはなかなか良いのだけれど、気になるのは「DOCLIP」のクリップ部分の厚さが約6.5mmあるところだ。パイプファイルは、書類の保存が目的なので、できるだけ沢山の書類をファイリングしたい。ところが、挟むことのできる紙の厚さが約5mmなので、1.5mm分(コピー用紙で約20枚)の書類の厚さが無駄になってしまう。例えば、「DOCLIP」を5冊綴じ込むと約100枚ほどの厚さになってしまう。その点が一番気になってしまう。
パイプ式ファイルのユーザーが、加除が簡単な「DOCLIP」を選ぶか、できるだけ沢山の書類を綴じるのを選ぶかということなのだ。きたきつねは、沢山の書類の方を選ぶ。
それよりも、パイプ式ファイルでは、穴を開けたくない書類を綴じることができることができた方がいいと思うし、そのためのシヤチハタの「クリップリング」は優れてると思っている。
「DOCLIP」が、穴あき書類ではなく、穴無し書類を綴じる機能があればと思う。
欲をいえば、フォールダーの色を透明色かもっとハッキリとした色にした方がいいのではないだろうか。
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