google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 メモックロールテープ フィルムタイプ: きたきつねの文房具日記

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2009年4月 2日 (木)

メモックロールテープ フィルムタイプ

Memokroll_1

2月にビックサイトであったギフトショーで送ってもらうことにした、ヤマトの新製品「メモックロールテープ フィルムタイプ」のサンプルが届いた。

「メモックロール」は紙製の全面に粘着剤のついたマーカーテープだけれど、「メモックロールテープ フィルムタイプ」は生分解性プラスチックのフィルムを使ったものだ。

半透明なので、下になった部分の文字や絵を見ることができ、上からメモが書けるという特徴がある。ふせん工房の「透明ふせん」のテープタイプと考えればいいだろう。

「メモックロールテープ フィルムタイプ」は、生分解性プラスチックのポリ乳酸を使っているので、若干硬めに仕上がっている。ディスペンサーに付属のカッターで切るのだけれど、切り口がギザギザになって、普通のセロテープと違い、色が付いていて白い紙に貼るとちょっと見た目が悪い。また、テープが硬めということもあって、テープを綺麗に切れないこともある。

Memokroll_2

思いついたのが、ニチバンの「メンディングテープ ハンドカッター」だ。15mm幅の「メモックロールテープ フィルムタイプ」を「ハンドカッター」に入れてみたが、これがなかなか使い勝手がいい。「ハンドカッター」の引き金を引くたびに8mmテープが出てきて、切り口が非常に綺麗だ。

Memokroll_3

テープの切り口が綺麗だと気持ちがいいものだ。

希望としては、テープの色に半透明白があるといいと思う。

生分解性プラスチックのポリ乳酸について、原料がとうもろこしを使っているので、自然に分解するので環境に優しいといったイメージがある。

使い捨てするものの場合には、生分解性というのは良いかもしれないけれど、長く使うものには使えない。それと、湿った環境に置いておくと、ポリ乳酸が微生物のエサになるので、カビなどが生えてくるという問題もある。

原料についても、勘違いがある。ポリ乳酸はトウモロコシから直接作るのではなく、トウモロコシのでん粉を酵素で分解してブドウ糖にして、それを乳酸発酵で乳酸にして、乳酸を重合してプラスチックにするので、随分手間暇とエネルギーが必要なのだ。

なんだかイメージに踊らされているような気がしないでもない。

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コメント

宏さん

「ギフトショーで送ってもらうことにした・・・・」と書いてあると思います。

実際は、記事を見てコンタクトがあって、送ってもらいました。

投稿: きたきつね | 2009年4月 5日 (日) 22時45分

こんにちは。
余計なお節介というものなのでしょうが、以前の記事 (http://northfox.cocolog-nifty.com/stationery/2009/03/post-6396.html#more) で触れておられた件ですよね。
(記事を見てメーカーが送ってきた... ってことではないでしょうが(苦笑)、一言添えられたほうがいいかと思いました)

投稿: 宏 | 2009年4月 5日 (日) 08時03分

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