三菱鉛筆 SHIFT

グリップがローレット仕上げで、長い先端パイプを採用していているし、芯の径も0.3mmから0.9mmまでの5種類そろっているので、ドローイングシャープの系列に入るのだろう。
「SHIFT」の特徴は、軸を押しながらひねると、ペン先が出てくる機構になっていて、収納は逆にして、ペン先を軸の中に収納できる。このアクションは、使わないときに長いパイプを軸の中に納めて曲がりを防ぐことと、ノックをロックできるので、携帯時に芯が不用意に出てしまうことがない。
収納時は、グリップの上の部分に色つきの軸が見えるようになっている。

口金のところを分解し、グリップの内径をみてみると、クルトガエンジンが十分入りそうな感じに見えた。「SHIFT」の方が「KURUTOGA ハイグレードモデル」よりは、品の良いシャープに仕上がるのではないだろうか。
ハイグレードの場合、無理にクルトガエンジンの動きを見せる必要は無いような気がする。快適な筆記ができるだけで十分だろう。
グリップを自由に交換できる筆記具というのがあってもいいような気がする。金属でローレットや梨地など仕上げの違いとか、ゲルグリップ、シリコンラバーなどの素材の違い、丸、三角などの形状の違いなど自分でカスタマイズできると楽しくないだろうか。一定の規格であれば、木を削って自分で作ってもいいパーツがあったり、個性のある自分だけの筆記具ができる。
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