ABS樹脂の接着
きたきつねは、ドイツ製のテープディスペンサー「FIXON」の旧タイプを愛用している。オフィスの机の引き出しに入れてあったけれど、引き出しを開けるときに、中で何かに引っかかってテープカッターのところが折れてしまった。
現行の「FIXON Loop」では、飛び出した部分が小さいので、簡単に折れることはないだろう。
プラスチックが折れたときは、素材と破壊断面状態で接着剤を選ばなければならない。
「FIXON」は、ABS樹脂をつかっていて、破断面は綺麗だったので、テープで固定して、ABS用のサンアロー接着液で接着できた。
サンアロー接着液は矢崎化工の「イレクター」 用のもので、多くのホームセンターで売っている。
サンアロー接着液は、素材の樹脂を溶かして様着固定するタイプの接着剤で、接着部分をテープなどで固定して、割れ目に専用のスポイトで接着液を流し込むのがポイントとなる。
セメダインにもABS用接着剤があるけれど、こちらは溶剤にABS樹脂を溶かしたもので、粘度が高いので、接着剤を付属の刷毛で接着面に塗ってから、テープなどで固定するので、強度が比較的弱いので、フィギュアなどの強度をあまり要求しないものに適していると思う。
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