ISOT2009:キングジムのポメラとテプラ
キングジムのブースは、予想以上の売れ行きのテキスト入力装置の「ポメラ」を沢山並べて試用してもらっていた。発売前のβバージョンくらいのサンプルを使ってレポートを書いたけれど、製品版はキーボードのガタつきもなく、品質が安定しているようだ。
説明員と、キーボードのセンターポジションと画面がずれていること、microSD爪が隠れてしまうスロットの等幾つかの問題点について少し話をすることができた。やはり同じような声がユーザーから上がってきているということだ。
「ポメラ」は、非常に目的を絞って、機能を思い切った製品というのがユーザーに受け入れられたのだろう。実際にノートパソコンを使っているユーザーで、全機能を使い切っている人はいないので、ネットブックのようなシンプルなPCが売れていることをみても判ると思う。
多分、近いうちにユーザーの声を反映した「ポメラ2」が出てくるのではないだろうか。
テプラは、新製品の「テプラPro SR550」があった。テプラそのものは、もう熟成した製品となっているので、新しい機能を付かするとしても、SR550のようにビジネス用のテンプレートを追加する程度なのだろう。PC接続もあたりまえで、WindowsだけでなくMacにも対応するようになっている。
きたきつねは、キーボードからデータを入力せずにPC接続で使うようになって随分長いことになっていて、自分で作ったフォームを使った方が汎用性があると思っている。
ここでも説明員に、毎年繰り返しお願いしていることを今年もお願いした。それは、「テプラのACアダプターをやめて、AC電源を内蔵して欲しい」ということだ。
説明員に「電池で使っているユーザーはどれくらいいると思います?」、「AC電源は邪魔ではない?」と聞くと、「少ない」、「邪魔だ」という当たり前の答えになる。
テプラを電源のない場所で使うのは、ケーブル識別用のチューブの印刷くらいだろう。オフィスでは、電源があるので、持ち回って使うときにはACアダプターは扱いが迷惑至極だろう。
SR550のACアダプターは、スイッチング電源にして大きさを小さくしているというのだから、「改良版として本体の電池ケースに入るACアダプターを作れば、すっきりするのではないか」という提案をして帰ってきた。
電池ケースタイプのACアダプターは、従来製品でも売れると思うけれど、どうだろう。
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