ISOT2009:ぺんてる「airpenMINI」
毎年、ぺんてるのブースで「airpen」のところで、話を聞くことにしている。それは、ぺんてるが「airpen」を扱い始めて随分になると思うけれど、苦戦しているのを見ていられないからだ。
昔、初めてISOTで「airpen」が参考出品されたとき、筆記具のぺんてるが作るのだから、ペンのデザインに期待していたのだけれど、構造的な問題もあり突き抜けることができなかったようだ。
「airpen」も「airpenMINI」と簡素化してきて、ソフトも手書き文字のテキスト変換もできるようになってきたり、MacOS対応したりと進化している。それでも、なかなか普及が進まないのは、何か問題があるのだろうか。
絵は別として、「ポメラ」のヒットを見ると、手書き文字をデーターとして取り込む方法よりは、文字をキーボードで打ち込むことが好まれているということだろうか。
「airpen」はイラストなどに使うには解像度が悪すぎるし、お絵かき程度に1万数千円だすのであれば、タブレットデジタイザーが買えるということもあるのはないだろうか。
きたきつねには、「airpen」の利用場面がなかなか想像できないけれど、今後はどうするのだろうか。
それと、「airpenMINI」はもともとイスラエルのペガサスの製品で、日本国内では別メーカーから「MVPen」という名前で発売されていて、ソフトが違うとしても値段が「airpenMINI」よりも2、3千円安くなっているところも苦しいところだろう。
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