ISOT2009:OHTOのロボットペン立てなど

友達の案内で何年かぶりでOHTOのブースを見ることになった。
手書きの説明のついた変わった形のものがあったので、近くに寄ってみると「ロボットメモクリップ」と書いてあった。頭がメモクリップで、手がペン立てになっている。
説明員に聞いたところ、初日に突然社長(?)が持ってきて、売ることになったということだ。これはイロブンのきだてさんに任せることにして、他の新製品を見ることに。

新しい水性インクとセラミックボールのローラー・ボールの新製品が何種類もあったけれど、その中で一番興味を持ったのは「GRAPHIC LINER」だ。水性顔料インクを使った直液式のボールペンで、線幅が、0.05mmから0.5mmまでの5種類。
線引きペンといえば普通、プラスチック・チップのマーカー・タイプだけれど、それをローラー・ボールにしたというのは、線幅が安定して描けるし、力をいれても先が潰れることがない。
まだ、展示モデルで、軸の商品名のロゴなどは印刷したシールを貼った状態だ。10月頃の発売時には、軸の文字のデザインや色などが変わる可能性があるようだ。

0.05mmと0.2mmのサンプルを貰ってきた。キャップのオレンジ色は余り好きではない。

テンプレートで楕円を描いてみたが、ボールペンなので定規にインクが着いたり、紙と定規の間にインクが吸い込まれることはないようだ。

OHTOの製品は、プラスチックよりもアルミの引き物が特徴だと思っている。金属軸は、プラスチックに比べて形の自由度は小さいが、厚さを薄くすることができた、すっきしたデザインになる。今回面白いと思ったのは、アルミ製の「ノック式チョークホールダー」だ。シャープペンのようにチョークが使える。きたきつねはチョークを使わないけれど、ラバーグリップが付いていて、ちょっとかっこいい。
学校の先生らしい人が、非常に興味深そうに見ていた。
説明を聞いて判ったのは、チョークの直径はメーカーによって違うということだ。チョークのJIS規格は、原料だけでサイズはメーカーに任されているのだろう。

最後は×型のマグネット「マグネットホルダー クロスバー」。一個で四点押さえることができるというマグネットで、ネオジウム磁石を使っているので、非常に強力。
全く同じ形のマグネットが「ペケピタ」という商品名でLIONのブースでも展示されていた。これは同じメーカーが作っていて、それぞれのブランドで発売するということだ。
OHTOの製品は、販売しているところが少なめで、雑誌などで見て欲しいと思ってもなかなか手に入らないことがあるのが残念なところだ。
Amazon.co.jpでガチャックなど一部の製品を購入することができる。
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