google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 ISOT2009:pitata32: きたきつねの文房具日記

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2009年7月21日 (火)

ISOT2009:pitata32

Pitata32

リサイクルトナーで知られているゼネラルサプライのブースで、昨年秋に発売されたテープのり「PITATA32」の実演を見ていたら、サンプルを貰ったので、少し話をしてきた。

詰め替え式のテープのりでは業界最長の32mで、ノリがピンクのメッシュタイプというのが特徴となっている。

この製品が出るまでは、トンボ鉛筆の「ピットテープGフラット」が詰め替え式では30mと最長だった。使い切りタイプでは、ユニオンケミカーの「グルーラ60」が60mで最長となる。

メーカーは、同じ価格で、この2mの差とメッシュタイプということがアドバンスだと考えているようだった。でも、きたきつねは違うと思う。この長いテープのり三種を定価で買うとすれば、「ピットテープGフラット」だと思う。それは、デザインにあると思う。

「PITATA32」は、中に入っているテープと巻き取り軸の寸法だけの組み合わせから、外形状が決まってしまったという形ではないだろうか。工学的なデザインとして使い勝手を考慮しているのだろうか。詰め替えを前提として考えるならば、使い勝手が良く、長く使って貰えるデザインというものがあると思う。

それと「PITATA32」の視覚的デザインである。赤、青、透明の3色ある。ビビッドな色は、机の上の書類に紛れたときに見つけやすいので、良いと思うけれど、やはり色彩設計は考えた方が良いと思う。さらに、印刷されたロゴとマークはいただけない。

中小メーカーでデザインに投資できないので一流デザイナーは頼めないというのであれば、美大や美専の学生とのコラボやコンペを考えてはどうだろうか。新しい才能と出会えるかもしれない。

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