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2009年9月 6日 (日)

100円ショップの文房具

きたきつねは、度々100円ショップの文房具を取り上げている。それは、100円ショップの文房具に、中国製の粗悪品というイメージを持っている人に時々会うけれど、それはちょっと違うのではないかなと思うからだ。

一つの理由は、100円ショップといっても現在では、初期のセーラー万年筆やプラチナ万年筆だけでなく、最近は三菱鉛筆、ゼブラ、ぺんてるなど他の国産メーカーの商品が大量に供給されているからだ。

最初の頃は、廃番の在庫の処分的な供給のようだったけれど、現在はジェットストリームなどの売れ筋商品が100円で販売されているのは、常識になっているだろう。

もう一つは、中国が世界の工場になっていて、特殊なものを除いて製造技術が向上していて、ゴミのような商品は無くなってきている。デザインの悪さも、100円ショップの商品を開発している企業が改善を図ってきている。

ということは、100円ショップの文房具は粗悪品ばかりではなくなっているということだろう。

以前問題になっていたのは、製品の模倣や特許侵害といったことだけれど、これも100円ショップ企業がきちんと対応してきている。実際に、クラフトパンチも特許が切れてから店頭に並んでいる。

それよりも、100円文房具は工業製品としての文房具の価格のありかたを知るには良い材料だと思う。商品を100円で売るためには、原価はおおよそ販売価格の半分程度以下になるのではないだろうか。商品によっては10分の1程度のものもあるらしい。

工業製品は、発売時点では、開発費、生産設備(金型など)の投資を回収するための価格設定になるけれど、ある数量が売れた後は原料費と販売管理費といった最小の経費になってしまう。

100円ショップのように大量発注になれば、国産メーカーも大幅な安値で出荷することができるということになるということだろう。これからは、電気製品のようにメーカー小売り希望価格というように定価というものがどんどん無くなってくるのではなかろうか。

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