三菱鉛筆「ユニボールファントム」
今日の日経BPnetのプレスリリースを見ていたら、三菱鉛筆が『キャップでこすると書いた文字を消せるゲルインクボールペン「ユニボールファントム」を発売』というリリースがでていた。
キャップでこすると書いた文字を消せるゲルインクボールペン『uni-ball FANTHOM(ユニボールファントム)』(210円/本体価格200円/ボール径0.5mm/インク色:8色)を3月23日(火) に全国にて発売致します。
ただし、3月16日午後10時の時点で、三菱鉛筆のHPにはこのプレスリリースは掲載されていない。大メーカーが、プレスリリースをしておきながら、HPの更新をしていないというのは、何を考えているんだか。
閑話休題。
「ユニボールファントム」のインクは、一定の温度になるとインクが発色しなくなる原理を使っているということで、パイロットの「フリクション」に使われて いるフリクションインクと同じ原理のインクを使っているようだ。
三菱鉛筆が独自に全く新しい原理で消えるインクを開発したのでなければ、パイロットの持っているがフリクションインクの特許の使用許諾を受けたということ ではなかろうか。
パイロットの「フリクション」との違いは、字を消すのが軸の後ろではなく、「ユニボールファントム」ではキャップの先というのも笑ってしまった。
パイロットの「フリクション」の大ヒットを三菱鉛筆が黙ってみているわけはないと思っていた。パイロットの「ハイテックC コレト」とぺんてるの「スリッチーズ」を追いかけて、「スタイルフィット」を出してきたのと同じパターンだろう。
まあ、どの業界も売れるとなると真似し、真似されてきているから、なんともいえないけれど、お互いに納得していればいいのだろう。
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コメント
キャップで消すというのもアイデアですね。
ファントムを売っているところが多くなってきました。
投稿: きたきつね | 2010年3月28日 (日) 20時40分
このブログは、よく拝見させていただいています。
私はフリクション愛用者ですが、唯一の不満はゴム?が軸の後ろについていることでした。
消すたびにいちいちキャップを外す必要があるし、キャップを嵌めないとどこかへ行ってしまう恐れがある。
ファントムが正解だと思います。
投稿: 匿名希望 | 2010年3月17日 (水) 13時04分