ISOT2010 クリアファイルの悩み
クリアファイルは、中国製の安いクリアファイルが大量に入ってきているので、国内メーカーも工夫しなければ大変だろう。これまでもインクジェットプリンターで印刷できるといった商品がでているが、どうも今一つ迫力がない。
一方で、ガンダムなどのキャラクターや犬猫・野生動物などを印刷したものは、数百円のものも売れているという二極構造になっている。
メーカーのシルキー・アクトのブースでは、「メモれるクリアファイル」がでていた。
クリアファイルの表面を加工して鉛筆やボールペンでメモ書きができ、鉛筆のメモは消しゴム消すことができるというものだ。
ファイルの中身についてのメモ、渡す相手への伝言、枠をスタンプで押して回覧チェックなどと使い方はいろいろと考えられるが、独自のデザインができなければ、ノベルのとしての利用にとどまる可能性が高いようだ。
帳票印刷のHISAGOのブースでは、参考出品として試作の「目隠しファイル」があって、中が全く見えないものと、読めないけれど中に書類が入ってることがわかる二種類のファイルについてアンケートを実施していた。きたきつねはもちろん中の書類の有無がわかるものを選んだ。中が全くわからないと、処分されたり、未使用のファイルと一緒にされたりとトラブルのもとだろう。
ただ書類が入っていることがわかる方は、印刷の濃度を薄くしただけなので、読もうと思えば読め無いことはないというところで、中途半端な感じがした。
企業秘密や個人情報保護ということで、中身が読めないファイルがプラスなどから何種類かでているが、売れているのだろうか。きたきつねは秘密にしなければいけないような書類を扱ったことがないので、ピンとこない。
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