ISOT2010 エーワンの新たな展開

今年の春に３Ｍがエーワンの株式を80％取得して、エーワンをグループ会社として初めてのISOTということで、印刷できる「Post-it　ラベルシール」を紹介していた。

印刷できるPost-itとしては、廃番になっている貼ってはがせるインクジェット用紙「PicPlay」くらいしかなかったはずだ。

エーワンと組むことで、Post-itラベルシールタイプのラインナップを揃えることができたということだろう。

「Post-it　ラベルシール」は、強粘着タイプのPost-itを使ったA4サイズの印刷用紙で、レーザー、インクジェットなどマルチプリント、５色、ノーカット、面付けの２０種類揃っている。白もあるので、利用範囲は広くなるだろう。

専用デザインのファイルやファイルボックスの見出しなどに利用できる。

Post-itは３Ｍのブランドなので、パッケージにエーワンの社名はでていないけれど、用紙とパッケージの隅に、消費者相談窓口がエーワンになっているので、エーワンの製品というのが微かにわかるというのが、ちょっと可哀想。

従来のラベルシールのパッケージは全て新しいデザインに変わっていた。パッケージの色で対応プリンターが判るようになっている。緑がレーザープリンター、青がインクジェット、赤がマルチと便利かも知れない。

去年のISOTに参考出品していた「@mark　インデックスマーカー」が今年の日本文具大賞優秀賞を受賞したので、コーナーを設けていた。

「@mark　インデックスマーカー」に類似した商品は、数社から発売されていて、真似されるというのは、良い商品と考えてもいいだろう。

３Ｍのグループになった影響がどのようにでるのか、ちょっと気になるところだ。