ISOT2010 デザインフィルの賑わい

デザインフィルのブースは、例年のようにちょっと凝った作りになっているのだけれど、ちょっと閉鎖的な空間になっていた。人気があるのでそのブースに多くの人が入ったため、混雑はひどかった。

今年も社名の通りよく考えられたデザインの製品が並ぶ意欲的な展示となっていた。といっても、人混みの中で廻ったので、ポイントだけの印象だ。

きたきつねもファンのひとりなのだけれど、「PAPER　CRAFTシリーズ」と「PAPER　CRAFT museum」は、よく頑張ってこれまでそだっててきたものだと関心してみてきた。

手帳、ダイアリーなどは、面白い物もあったけれど、微妙な物もあった。D-Clipsやマグネットなどは、定番になっていて、バリエーションを増やすモードに入っている。

一番面白いと思ったのは、日記やスケージュールに貼るシール類で、特に動物のシールがきたきつねにはストライク！スケジュール帳の罫線を木や枝に模してサルがぶら下がったり、キツツキがとまったりという姿は大いに受けた。

このような遊びができるのがデザインフィルの良いところだと思う。でも、「付せん紙　パズル」の森の動物柄と牧場柄を見て気がついたのだけれど、ハリネズミが入っていた。ハリネズミは、東アジアにはいるけれど日本にはいない。

ハリネズミに何か意味があるのだろうか。いろいろな場面で気になるのは、物を作るときに単純にイメージで作ることが多いのだけれど、やはり時代考証とか自然考証も必要だと思う。