東京国際ブックフェアの収穫
ISOT2010のついでに、東京ビックサイトの西館で開催していた東京国際ブックフェアをのぞいてみた。色々な出版社が一押しの本を並んでいて、きたきつねの本も某出版社のブースの片隅にあったので、一安心。まだ絶版になっていない。
美術出版の青幻社のブースで、デザインの参考にと配色事典を見ていたら、その横で見つけたのが「色の知識―名画の色・歴史の色・国の色」。
ラスコーの洞窟から現代までの各時代の色、ルネサンスから現代絵画の色、世界の国々の色を集めていて、なんとも素敵な本だったので買ってしまった。
文房具のオフ会で見た人は、欲しいといってくれたのが嬉しい。
色には歴史やその色が使われる背景があることの解説なども面白い。同じグリーンでも、ジョージアン・グリーン、リンカーン・グリーン、アダム・グリーン、アルハンブラなどがあって、この微妙な色の違いを見るとうれしくなる。
ルーベンスのコチニール・レーキ、モネのコバルト・ブルーなど良い色だ。そんな色見本に、CMYK、RGB、マンセル記号が付いているので、色々と使える。
今考えているWebサイトの色は、この本を参考にして考えることにしよう。
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