ISOT2010 気になる海外メーカー
ISOTへ参加の海外メーカーは年々チープで、アトラクティブな商品は見あたらなくなってきている。
今回気になったのは、韓国のデザイン雑貨メーカーの「Connect Design」だ。一定間隔にコンセントがついている「Multi Line」という電源の延長コードはなかなか面白いと思った。
普通の延長コード(テーブルタップ)は、コードの端に何口かのコンセントがついているけれど、電源を同じ場所で使うためには良いが、コードの途中で何カ所も電源を使いたいときには「Multi Line」は便利だろう。
「Multi Line」は、reddot design award、INTERNATIONAL DESIGN EXCELLENCE AWARDS、concept awardなどを受賞している。
日本のメーカーが真似しないことを祈っている。
今回のISOTで一番受けたのが韓国のユニバーサルブックホールドという会社のブースで「万能書見台」だ。韓国、日本、米国など11各国、地域の特許を取得したといういことだけれど、試作品なしで、パンフレットを配っていた。
スタッフに聞くと、「韓国内で試作したけれど、作れなかったので、持って来ることができなかった」ということだ。パンフレットに図が描いてあるけれど、特許を沢山取っていてもモックも作れないということは完全にアイデアだけということだろう。
大まじめに説明されるほど、気の毒になってしまった。
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