google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 STEADTLER WOPEX鉛筆: きたきつねの文房具日記

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2010年10月 9日 (土)

STEADTLER WOPEX鉛筆

Wopex_1

7月のステッドラーの新製品の鉛筆「WOPEX」。の鉛筆は、素材と製法がこれまでと違い、芯、軸、塗装のそれぞれの素材をペレット状にしたものを、押し出し成型で一度に作ってしまうというオールプラスチック鉛筆だ。

これまでもアイボール鉛筆の「クネクネ鉛筆」やキリン鉛筆の「スネークペンシル」などといった軸から芯までオールプラスチックの鉛筆もあったけれど、曲がるだけで、鉛筆としては書けるといった際物だった。

ステッドラーは、森林保護の観点から鉛筆の軸に使われる木材を無駄無く使うために、木材を粉砕してプラスチックと混合して成型したペレットにする方法を選択したということだ。

鉛筆の軸となる木材は、良質な木材が必要になるから、資源が限られてしまう。また、鉛筆の軸を削りだすために、無駄になる部分も多い。そのため三角軸にす るとか、軸の材料にならない端材をはぎ合わせるといった工夫もされている。しかし、ステットラーはこれを決定的なものではないと考えたのだろう。

Wopex_2

WOPEXは鉛筆削りで削ることができる。木軸の鉛筆に比べて、わずかに固い感じがするけれど、その差はわずかだ。

軸をプラスチックにするだけでなく、一体成型するため芯までもプラスチックにしてしまった。それも、これまで以上に品質の高い芯に仕上げたというところもさすがといったところだ。

オールプラスチックだけれど、これまでの鉛筆以上に鉛筆としての機能を満足させる「ウォペックス鉛筆」はちょっとインパクトがある。

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