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2010年11月 2日 (火)

思い出の文房具「FDケース」

FDを磁気から保護する

フロッピーディスクを使わなくなって久しいが、部屋を片付けていたら昔愛用していたフロッピーディスク(FD)のケースが出てきた。

このケースは鉄製で、中のFDを磁気から保護できるというもので、FDを持ち歩くには必須のアイテムだった。きたきつねは鞄の中にこのケースを常備していた。

PCが普及する前には、落ちていたFDをマグネットグリップで黒板に止めておかれたといった、考えられない事故もあったくらいだ。実際きたきつねは、机の上においていたFDの上に風で黒板から飛ばされた紙を止めていたマグネットが、FDの上に落ちて200ページの報告書を失ったことがある。

当時、強力なネオジム磁石が普及していたら、至る所に脅威があったということになる。

キングジムのFDケースの内側ケースはFDを5枚収納できるようになっていて、1枚だけでも動かないようにスポンジの押さえがついている。

それにしても、FDは1枚で1.4Mbしか記録できないから、大きなファイルは何枚もFDが必要だった。今のように8GのUSBメモリースティックが2,000円くらいで買えるのは、当時は夢のような話だった。

でもよく考えてみると、画像や動画がなければ、テキストベースのファイルだけなら、1Mもあれば相当な規模の文字数が収録できるから、それほど不便はなかったのかもしれない。

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