究極の文房具ハック
高畑文具王の新刊「究極の文房具ハック」が出たのは知っていたのだけれど、著者寄贈本があるかと待っていたけれど、なかなか届かないので、仕方がないのでAmazonに頼んでしまった。
内容は、文具王が実践している効率よく仕事を進める技術についての解説書になっている。本の中の多くの方法は、きたきつねが学生時代から40数年間に実践してきた内容と重なっていて、面白い。人は同じ目的を達成しようとすると、同じようなことを考えるものだ。
若いビジネスマンにとって、仕事を効率的に進めるためには、非常に良いヒントが詰まっていると思う。
ただ、きたきつねはベルクロ信者ではないので、文具王ほどベルクロまみれではないことは、いっておきたい。
きたきつねは、書類をPDF化するスキャンスナップは、10年以上前から使っているから、随分色々な経験を積んでいる。雑誌は、20年分を全部スキャンしてしまった。
ホットメルト製本の雑誌などを裁断して読み込む時には、ホットメルト が溶けて広がっているページや折り込みページがあるので、一度全ページを点検してからスキャンすることにしている。裁断したままで、スキャンするならば、背の部分を 随分大きく裁断しなければいけない。裁断幅によっては、大事な情報が無くなったりすることがあるので、注意が必要だろう。
書名の「ハック」という用語だけれど、きたきつねにはどうもしっくりきていない。「ハック」というのは、「LifeHack(ライフハック)」を略したもののようだけれど、本来の意味は「情報処理業界を中心とした「仕事術」のことで、いかに作業を簡便かつ効率よく行うかを主眼としたテクニック群である。ハッカー文化の一つ」ということのようで、それを広く解釈して「ガジェットなどを駆使し、スマートに楽しむ仕事術」ということにしたのだろう。
だからといって何にでも「ハック」をつけるというのは、ちょっと違うような気がする。
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