趣味の文具箱 19
震災直後に発行されるはずだったのが、少し遅れてしまったようで、ようやく「趣味の文具箱 19」が届いた。
毎回色々な切り口で万年筆を見せてくれているし、号を重ねるごとに、ビジュアルが良くなってきている。
いつも一番に見るのが、「文房具研究の部屋 すてラボ!」で、今回は「万年筆インクの色変化と退色性 時間経過にともなう顔料系・染料系のちがい」だ。外光での退色は、一ヶ月なので、はっきりしたことが判らないけれど、非常に興味深い。試験を継続するようなので、1年後の結果を楽しみにしたい。
セーラー万年筆が100周年を迎えて、記念モデルが3種類発売されるようだけれど、B級万年筆好きのきたきつねとしては、キャンディー万年筆の記念モデルに興味津々だ。
復刻モデルが8種、新モデルが8種の16種も発売されるようだけれど、RED(Retired Extremely Destitute)としては、全部買うのはちょっと無理かもしれない。でも欲しい!!
それにしても、このムックのシリーズを見ていると、筆記具の中でも万年筆の歴史とファン層の厚さをひしひしと感じる。
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