針なしステープラー達
ただ日本人は、どうもプライヤー型ステープラーは好まないようなのが気になるところだ。プライヤー型の方が、強い力がでるので、厚いものを綴じる時には楽なはずなのに、形が大きくなるからなのだろうか。
紙を使って紙を綴じるタイプの紙綴り機は、古くからあって綴じ方の基本的な構造の特許は、あったとしてもとっくのとうに切れている。新しく作られた針なしステープラーは、綴じ方に各社独自の工夫が加えられていて、実用新案を登録されているはずだ。
写真の左側からプラス「ペーパークリンチ 」、クツワ「ゼロハリホッチキス」、コクヨS&T「ハリナックス ハンディ4枚タイプ」となっていて、綴じた紙の状態は次の写真のようになる。
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コメント
かんてつさん
昭和の初期のカタログに載った図版を見たことがあるので古い特許だと思いましたが、大正2年ですか。
やはり、綴じ枚数が少ないというのがネックになって、ホッチキスに負けたということでしょうね。
投稿: きたきつね | 2011年5月25日 (水) 22時56分
きたきつねさん、
私が、ある依頼で調べた時は、古くは大正2年の出願が残っていました。U字型の刃が回転して折り込むタイプと、刃の中のツメで折り込むタイプのふたつに大別されるようです。
投稿: かんてつ | 2011年5月25日 (水) 07時37分