ISOT2011 静和マテリアル「SLIT HOLDER」
静和マテリアルのブースで見つけたのが、「スリットホルダー」だ。きたきつねは、バーチカルファイルングの愛用者で、30年近くやっているから、フォールダー類には目がないので、すぐに食いついた。
「スリットホルダー」は、一見するとただの個別フォルダーだけれど、ファスナーがなくても書類が固定できて、持ち出しフォルダーとしても使えるというなかなかよく考えられたファイルフォルダーだ。その特徴を強調する意味で「FOLDER(フォルダー)」ではなく「HOLDER(ホルダー)」としたのかもしれない。
まず、裏返してみると山がフォルダーの丈夫の穴を通して止められるようになっている。
山を外して、中を見ると、フォルダーの一部が内側に折り込まれスリットが開けられている。
このスリットに書類を入れることで、書類が固定されるということになる。山を差し込むと、完全に固定されて、振り回しても書類が飛び出すことはない。
残念なのは、フォルダーの高さが、普通の個別フォルダーよりも16mmほど低いことだ。普通のファイルボックスに入れると、取り出しにくくなるという欠点がある。
スリムタイプのコクヨの「個別フォルダー A4ジャスフォルダー」と同じサイズなので、これらのシリーズのファイルボックスなどを使うことになる。従って、スリムタイプのファイリングシステムを使っていれば問題ないが、普通のシステムに入れるのは難しいかもしれない。
使いやすそうなのだけれど、残念だ。
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