無印良品の文房具?
最近の無印良品の文房具を見ていると商品戦略がおかしくなっているような気がする。単に世間で話題の文房具をラインナップに加えているのではないか。
売れなければすぐに廃番にしてしまって、ワゴンセールという、普通の文具店と何も変わらないではないか。
息長く売れる良品を提供することが大切ではないのか。良質な商品が、必ず何時でも購入できるというのが良いと思うのだけれど、間違っているだろうか。良品というのは何なんだろう。無印良品の基本に立ち戻って考えるべきではないか。
同じように感じるのは、最近の文房具関連の出版物だ。例えば、最近でたムックで「文房具の極」というのがあるが、どこが極みなのか。巻頭に有名人と愛用文房具を配しても、中身は巷に氾濫し始めた新製品羅列のムックとどこが違うのかちっとも分からない。
極みというならば、いつ消えるかもしれない新製品ではなく、市場で消費者に磨かれた文房具を選ぶべきだろう。今ヒットしている文房具は、数年後に残っているかといえば、過去の事例をみると意外と残らないものだ。その時は、目新しさで購入する
ただ、非常に良い文房具なのに、売り方が悪いために廃番になって手に入らなくなるものも多いのはどうにかしたいものだ。
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コメント
文具は他の商品に単価が低いこともあって、入れ替わりが激しいのでしょうか?
例えばリングバインダーのアルバムなど特殊な穴配置にされたら、10年20年と使い続けられません。大手N社さん、少し考えてください。
新しくて人目を引くことしかメーカーは考えていないのです。テープの大手N社さん、反省したら?
サステナビリティとかいうけど、メーカーにとっては単なるお題目ですね。
投稿: かんてつ | 2011年11月 7日 (月) 17時14分
きたきつねさんは、間違っていません。
ほんとにそのとおりだと思います。
投稿: nozomi | 2011年11月 7日 (月) 14時55分
かんてつさん いぬやまさん
ありがとうございます。最近、メーカーは商品を育てるということをしないで新製品をばらまけばいいと思っているのではないかと思ったりしています。
無印こそは、ロングテールに徹してもいいと思います。
投稿: きたきつね | 2011年11月 7日 (月) 12時47分
はじめまして!きたきつねさん
いつも楽しく拝見しています。
何十年来の無印愛用者だからこそ同意見です。
現在使用中のB5ダブルリングノート無地は30冊めなのですが、
その間何度も廃番になり(大慌て!)、利用者の要望(もちろんその一人)で復活をくりかえしています。
ほかのお気に入り商品もいくつもなくなり、涙を飲みました。
爆発的に売れる商品ではなく、いつまでも使える定番商品を作り続けるのが無印だったんじゃ・・・?
以前はわくわくして店頭に行き、お目当てのものを買い、うきうきして家路についたものでしたが、最近は(自分の)定番なくなるたび、がっかりして気力をなくして帰ることが多くなりました。
投稿: いぬやま | 2011年11月 7日 (月) 12時36分
その通りですね。
メーカーも面白文具とはべつに商品ライフを伸ばす努力をしないと、一過性のブームに終わってしまう。
投稿: かんてつ | 2011年11月 7日 (月) 07時53分