トンボ鉛筆の多色ボールペンREPORTERの改悪
トンボ鉛筆が、11月に新開発の「超低粘度smartインク」を使ったボールペン軸を使った多軸ボールペン「REPORTER SMART」を発売した。
トンボ鉛筆も低粘度インク戦争に参戦したということかと思ったけれど、従来の油性ボールペンの粘度を約1000Pa・sから1500Pa・sにしたということで、67%程度しか粘度が低くなったわけではない。
それよりも問題は、「REPORTER」の特徴だった、ノック解除時に発生する耳障りな高い音を減らすために搭載していた「衝撃吸収ラバークッション」が、「REPORTER SMART」では省かれてしまった。
「REPORTER」は、ノックボタンの形が色ごとに異なることで、触るだけでインクの色を選択できるだけでなく、「衝撃吸収ラバークッション」が特徴だったのに、それが無くする意味はよくわからない。
「REPORTER」シリーズの愛用者のきたきつねとしては、これは改悪といってもいいのではないか。本来ならば、ノック解除の音を極限まで押さえましたというのが、SMARTという意味ではないのだろうか。
「REPORTER SMART」は普通の多色ボールペンの一つになってしまった。
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