google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 2012文紙フェア「A-one」: きたきつねの文房具日記

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2012年1月16日 (月)

2012文紙フェア「A-one」

A-oneのコーナーでは、気になっていたスマートフォンカスタマイズシリーズ、カサデコシール、自転車デコシールの実物を見たきた。

スマートフォンカスタマイズシリーズは、AppleのiPhoneの背面をオリジナルデザインにするための専用印刷シートとケースで、好みのデザインのシートをそのまま貼りつけてもいいし、ケースの間に挟み込むこともできる商品ラインとなっている。

市場には、色々なデザインのiPhone用のケースが発売されていて、色や素材のバリエーションだけでなく、カセットテープ風といった形状を工夫したものまであって、見ているだけで楽しくなる。

そこで、オリジナルのシールを印刷するユーザーがどれだけ居るかということになる。これまでも軸にオリジナルデザインのシートを印刷して入れることのできるボールペンや写真を入れることのできる修正テープなどが発売されているが、意外と売れていないようだ。

日本では、面倒くさがりの人が多いのかオリジナルデザインを作るといういうより、出来合いのものの中から個性的なものを購入する傾向が強いようだ。

相当に絵心がなければ、思い通りのデザインにならないのも、DIYタイプの商品を敬遠する原因なのかもしれない。だから、デザインの良いテンプレートを多数用意するといったフォローがないと、相当売り方が難し商品と見たがどうだろう。

カサデコシールは、透明のビニル傘をアイデアは非常に面白い。シールのデザインが今ひとつで、スタッフに話したのだけれど、これをデザインフィルが作ったとすれば、黒猫や犬の顔がカサの周囲を一周するような、もっと面白い製品になったのではないだろうか。

商品コンセプトは非常に良いのに、デザインが悪いために売れないという商品が多いのは残念なことだ。今は、市場に色々な商品が溢れているのだから、品質が 良いというだけでは売れない時代ではないだろうか。安易なデザインの採用は、商品の命も奪うことになると思うが違うだろうか。

自転車デコシールも同じで、本当にこのシールを貼った自転車に乗って出歩きたいかどうか考えてみたらどうだろう。

シールが得意だから、なんとしてでもシールを使った商品という発想で、企画を進めると大きな落とし穴が待っているような気がする。

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