google.com, pub-7269144570220091, DIRECT, f08c47fec0942fa0 こだわり文房具: きたきつねの文房具日記

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2012年2月 1日 (水)

こだわり文房具

秋葉原の有隣堂にBun2を貰いに行ったついでにこだわり文房具 (エイムック 2326)を買ってきた。

一度、ざっと見た時は、なんだか今ひとつという感じで、ムックを作り慣れていて、奇麗なだけかなという印象だった。

でも、ゆっくりと読んでみると、中央部の文具カタログは別として、最初の「達人の文房具スナップ実例55」は文章もいいし、見せ方も上手で、非常に面白かった。

後半の「拝見!店主こだわりの愛着文房具」は、折角面白い企画なのに、ちょっと欲張り過ぎのようだ。

680円はコストパフォーマンスとしては、最近の文房具本の中では一番のような気がする。

それにしても、いつまでもカタログの見せ方は変えられないものだろうか。もっと工夫する余地は大いにあるだろう。

きたきつねはだんだん「こだわり」という言葉が嫌いになってきた。

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コメント

きたきつねさん、
”こだわり”が安直に使われすぎている現況はあると思います。モノがあふれている反動かもしれません。個人的には機能面でのこだわりは持ちながら、製品開発をしたいと思ってきましたが、反面、3Mじゃないけど、こだわりの機能ではなく、さりげないクールさが必要とも、最近考え始めました。

投稿: かんてつ | 2012年2月 9日 (木) 08時56分

きたきつねにとって「こだわり」という言葉は、非常に個人的な状況を示すもので、おおっぴらに「私はこれにこだわっています」といって歩くようなものではないような気がしています。

きたきつねも、強弱は別として、色々なことや物に「こだわり」を持っているけれど、あまりひとに知られたいとは思いません。「へー、そんなことにこだわっているんだ」と言われるのが関の山じゃないかと思います。

「こだわり」という言葉には、肯定的な意味と、否定的な意味があって、肯定的な使い方は近年になって広く使われるようになってきたのではないでしょうか。

イラストレーターの内澤旬子さんが、昨年の読売新聞の「いやはや語辞典」に「ネットにしろ店頭にしろ、商品広告に見られる売り物の来歴、物語に今やかならずといって言ってよいほど差し挟まれる『こだわりました』という言葉にげんなりします」と書いていたが、きたきつねも同感です。

それにしても「こだわり」の大安売りがいたるところに見られているけれど、本のタイトルにまで使われるのはいかがなものだろうかと思った次第です。

投稿: きたきつね | 2012年2月 8日 (水) 23時26分

きたきつねさん、wabysprgさん、
”こだわり”は作る側からすると、他と差別化(この言葉こそおかしいのですが)しようとする表れでもあります。ただその目的を”こだわり”として説明するのはおかしい、というか、自分勝手な主張、ともとれますね。
確かに、売らんがため、主張せんがため、という意味での使われ方には嫌味があります。


投稿: かんてつ | 2012年2月 2日 (木) 16時14分

これまで「文房具+こだわり」ふたつがセットで使われたキャッチフレーズは数知れませんね。
私は「こだわり」という言葉が本当に嫌いで、Webサイトでも書籍でも取材でも神経質なほど自分では使わないようにしてきました。(取材で乗せられて間違って使ってしまったことは数回ありますが。)
言葉を選ぶ行為って馬鹿げたものと思われるかもしれませんが、そういうナイーブな部分こそ大切にしたいなと…。

投稿: wabysprg | 2012年2月 2日 (木) 00時23分

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