ISOT2012:ゼブラ「Prefill」
今回のISOTは、大手の筆記具メーカーとしてはZebraとプラチナ万年筆だけだった。プラチナ万年筆は相変わらず面積の割には小規模な展示だったから、Zebraだけといってもいいのではないだろうか。
ゼブラのブースでは、新製品として着せ替え多軸ボールペン「プレフィール」を紹介していた。
着せ替え多軸ボールペンは最後発ということになる。他のメーカーと同じような品揃えを真似することは無いと思うけれど、どうなのだろうか。
工夫はあるものの、特許の関係もあって、制限が多いので最後発だからといって決して優れたものではないことは、現物をみても明らかだった。
三菱鉛筆のスタイルフィットも同じなのだけれど、ペン軸の先の部分が透明になっていても、ノックボタンの位置とインクの色を覚えておかないと、何色が出てくるのか判りにくい。替芯の先端に色が付いているけれど、使っている時は判るけれど、ノックする時には判らない。
多分、何も考えていない幹部が、よそのメーカーと同じものを作れと指示したのではないだろうか。
もっとオリジナルな何かを考えるべきだったのだろう。
| 固定リンク
コメント