本の修理に専用テープ「フィルムプラストP」
紙の修理というと、3Mのメンディングテープということになるようだけれど、メンディングテープは材質がアセテートフィルムなので、硬いし、厚いだけでなく、本の表紙のように開閉に耐える程の強度は期待できない。
メンディングテープというのは、紙が破けた時の補修や切り貼りに使うのには適しているのだろう。
本の補修にはやはり専用テープでドイツのフィルムルックス製の「フィルムプラストP」を使うのが一番だろうということで、道具箱の中から出してきた。
フィルムプラストPは、23ミクロンと非常に薄い紙製だけれど、強度があって、透明度も高く、糊も変質のない長期安定してつかえるものだ。
ただ、値段が高いので、巻き長さの短い家庭用のフィルムルックス ペーパーエイド 00120が便利だろう。
表紙の表と裏からフィルムプラストPを貼って補修完了。十分な強度があるようで、補強したところが判らないくらいに仕上がった。
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