文紙フェア2013:カッターナイフ2種
カッターナイフの老舗オルファでは、オートロックスライダー、左右両用、しっかりロックできるクリップなど細かな改良を加えたスタンダードの「A+」。
ここまでしなくてもいいと思うけれど、最近は子供の時に刃物を使ったことがないひとが多くなって、刃物メーカーとしては、できるだけ安全に使えるような改良を続けるのだろう。
オルファのスタッフと少し話をしたのだけれど、重装備の刃折り機「ポキステーション」が必要とされるのは、それだけ刃物の扱い方が分からず怖い人が多くなってきたという分析らしい。
確かに、包丁を持たない家庭が増えている話もあるけれど、身近に刃物がなくなっているし、刃物の使い方を知らない人が増えているのだろう。
きたきつねは、オルファの「万能M厚型」が家庭用としては万能だと思う。
スリーエムのコーナでは、新製品のチタンコーティングの替え刃を見てきた。工具に使われる高硬度チタン合金をコーティングをすることで、耐久性が2倍に、刃の角度がより鋭角になったことで、切れ味が向上している。
実際使ってみると、刃の食い込みは良かった。チタンコーティングで強度が増したので、折り目の筋を深くすることができて、折りやすくなってもいるらしい。それと、錆びにくいだろう。
色が金色になって視認性がよくなっているというが、それよりも高級感がでているということだろう。
価格は、通常の替え刃の倍で、ステンレスの刃と同じ位のようだ。
カッターナイフの替え刃も、鉄、ステンレス、フッ素コーティング、チタンコーティングとバリエーションが増えてきた。
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コメント
ちょさん
きたきつねが小学校の時は鉛筆はナイフで削ったものです。
カッターナイフで鉛筆を削ったり、刃物を目的別に持つということがなくなっています。
昨日、こぎつねが砥石を買って包丁を研いだとfacebookに書いていたので、良かったと思っています。
投稿: きたきつね | 2013年1月22日 (火) 23時22分
私自身はカッター派ですが、家内はカッターを使おうとしませんね。段ボール箱のガムテープ梱包をはさみの片持ちで開けます(泣)。
子どもたちもナイフで鉛筆を尖らせた経験のないまま、シャーペンを使う学齢になりつつあります。
包丁を使って料理を作るだけマシ、ということなのでしょうか。
まぁ、間引いた木の枝を、鉈で小枝を削いで薪の足しにする、なんてことをすることもなくなってるし、そういう時代になったということでしょうかね。ジジイのたわごとだぁ、我ながら。
投稿: ちょ | 2013年1月22日 (火) 22時44分