前世紀のCM?
朝日新聞の天野祐吉さんのコラム「CM天気図」はいつも示唆に富んだ広告批評で勉強になる。
今日の「所さん VS. ザ・ビートル」も優れた広告について、「もともとすぐれた広告は、商品への批評を含んでいる」、「商品をろくに使いもせずにべたべたほめるだけの前世紀のCMはもういいよね、所さん」という文は、広告のポイントを示している。
ほめるだけなら、誰でもできる。口からでまかせ、適当でもいいのだ。
商品を少しでも良いものにしようとするなら、批判することも必要なのだ。メーカーも、口当たりの良いほめことばばかりではなく、批評に耳を傾けるべきだろう。
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コメント
きたきつねさん
”ほめるだけなら誰でも出来る、口からでまかせでよいのだ”
その通りです。ネットではネガティブなことを書くのはマナー違反とされているようですが、名の知れた大手は、ネットを商売に利用しています。これが許されて、批判がダメというのは、本末転倒です。
投稿: かんてつ | 2013年2月14日 (木) 14時53分