カーサ・ブルータス 2013年 04月号
買う気は全くなかったのだけれど、片岡義男の「文房具を買いに2013」というのが目についてCasa BRUTUS2013年 04月号を買ってしまった。
片岡義男の文房具のセレクションは、たいしたことも無かったので、がっかりで、立ち読みにすればよかったと反省しかけたが、パリのコンセプトショップ「メルシー」の総責任者のジャンリュック・C・ディストリアとアートディレクターのダニエル・ローゼンストロッシュに国産の文房具30種を見せて感想を聞く企画は非常に面白かった。
二人のコメントが、本質をついていてとても良いと思う。きたきつねの印象と同じものもあるけれど、全く違うものもあるし、文房具に対する日本人と考え方の違いも興味深い。
それと、フランス人アーティストのフィリップ・ワイズベッカーの自作ノートの作り方というのも良かった。なかなか実用的。
カタログ部分の「名作文房具図鑑」も、カーサらしいレイアウトと印刷で、ゴチャゴチャ、盛りだくさんにしないのもいい感じだった。
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コメント
針無しステープラーを使う意味がわからないというところだと思います。
投稿: きたきつね | 2013年5月12日 (日) 21時37分
きたきつねさん、
早速、本屋で立ち読みしました。
フランス人の印象記、もっと詳しく知りたかったですが、やっぱり、針無しステープラーは、あの程度の実用性とデザインの知恵の無さでは、評価されないでしょうね。エキセントリックなデザインが評価されているのは、お国柄のような気もしました。
投稿: かんてつ | 2013年3月31日 (日) 18時54分