懐かしのOAスケール
そして、カードパンチャーでカードの間違った文字の位置を打ち直して修正して、コンピューターに読み込ませることになる。
と書きながら、パソコンしか知らない人には、何だか分からないだろうと思う。昔は、今では考えられない程、面倒なことをしていたのだった。
1/6か1/8インチというサイズは、今のパソコンのワープロソフトの文字(フォント)サイズに名残として残っている。1/6は12pt(ポイント)、1/8は9ptのフォントサイズになる。
今のプリンターは、ドットマトリックスで文字を表現しているので、サイズが自由になるけれど、昔のプリンターは、活字でインクリボンを叩いて紙に文字を転写するもので、ひらがな、カタカナ、漢字が出力できるプリンターは無かった。
グラフも、文字列で表現することが多かった。有名なローマクラブの「成長の限界―ローマ・クラブ「人類の危機」レポート 」の図は、ラインプリンターの文字でグラフを描いている。
| 固定リンク
コメント