グッとくる文房具
このところ文房具関連の特集の雑誌やムックが立て続けに発売されているけれど、金太郎飴のように、新製品を中心のカタログ的なものばかりで、書店で立ち読みするだけで、フォローする気にもならなかった。見せ方が上手いか、下手か位の違いしかないようだ。
1990年代の文房具ブームの時にも、同じようなことがあったけれど、その時はそれほど多くのムックや雑誌がでたわけでなかった。
こんなことを続けていては、ユーザーが飽きてしまうのではないだろうか。
そんなことを感じていたので、3月22日に「グッとくる文房具」が発売された時にも、立ち読みのつもりでコンビニでページをめくってみた。
最初のところを見ていて、やはり同じ穴の狢かと思っていたが、途中から面白い記事がでてきて、これならばと思い買ってきた。
結局、編集者のイメージと人脈の勝利ということになるようだ。真似するのは簡単だし、それほどアイデアがいるわけでもない。取り上げる商品は、先行の雑誌やムックから拾えばいいわけだ。
このムックがシリーズ化するならば、同じ手は使えないから、ちょっと考えなければいけないだろう。
ロングセラーの定番商品にスポットライトを当てるとか、使いこなしに比重を増やすといった工夫が必要だろう。
| 固定リンク
コメント