SOT2013:その他
このペースで書いていくと時間がかかりそうなので、残りはダイジェストで。
デザインフィル
もう安定した商品群を提供しているので、特段取り上げるものはないような気がする。
しいてあげれば、「片面透明ふくろ」だろうか。これは、いろいろと展開が考えられる商品だと思う。
シヤチハタ
新製品ではないけれど幅広い素材に捺印できる「TAT」は、売り方は難しいと思うけれど、いつ見ても素晴らしいと思う。
ヒット商品のケズリキャップを「ケズリキャップツイン」、「合格ケズリキャップ」、「ケズリキャップ専用ボトル」とシリーズ化している。「合格ケズリキャップ」合格鉛筆と同じ5角形になっている。真似をするなら金色にするのだろう。
東京金属
スライドクリップで知られている東京金属では、「5枚クリップ」という5枚までをとめるクリップを出していた。
ゼムクリップ、ガチャックなどよりも薄いので、書類がかさばらない。フラットクリンチのステープラーと同じ方向なのだろうけれど、使うのだろうか。
キングジム
きたきつねはデジタル化していないので、キングジムの方向は時代に合っていると思う。それはそれとして、面白そうなのはA4用紙を三つ折りにして持ち歩くためのホールダー「オレッタ」。街の発明家の実用新案的なもので、使う場面があるのだろうか。
シルキー・アクトでサンプルを配っていた「メモれるチケット・ホルダー」も三つ折りのA4用紙を持って歩ける。
カール
色々と新製品があったようだけれど、ピックアップしたのは持ち歩けるパンチ「Putitto」。紙を折って、パンチのスリットに差し込んで穴を開けると80mm間隔に2穴が開くという小さなパンチだ。
昔、エンジニアプラスチックの携帯型2穴パンチを持って歩いたことがあるけれど、使用頻度は激少だった。荷物が増えるだけのような気がする。
セメダイン
PP、PEも接着できる多用途接着剤「スーパーX HYPER ワイド」を展示していた。接着できる素材が広がったのはありがたいが、問題は被接着材の両方に塗ってから5分以上オープンタイムが必要というのが気になるところだ。
スコッチやボンドに対抗した製品だと思うけれど、作業性や耐水性がちょっと犠牲になっているのは残念なところだ。
「不思議な液体」というパッケージがあったけれど、これは粘着性を長時間維持できる弾性粘着剤「BBX」の10mlの小容量タイプで、普及を狙ったものらしい。
きたきつねも使っているが、なかなか面白い素材だと思う。ただ、接着剤と違い売りにくいだろうと思う。どう使ったら良いかの情報提供をしてゆかないといけないので、店頭での説明販売向きの商品のようだ。
東のセメダインに対する西のコニシは、袋物など縫わずに接着するという「ボンド 裁ほう上手」を実演していた。最近、家庭科では裁縫は教えないのだろうか。
ゼブラ
ゼブラのブースでは、製品のペンの試し書きのイベントを実施ていた。その中では、片手で持ったまま簡単にキャップを開けることのできるEZキャップの蛍光マーカー「OPTEX1・2EZ」をチェックした。
キャップの中間部分を押すとキャップが外れる。片手で使えるというのが便利だ。
アイドウ
プラスチック加工のアイドウのブースでは、紙を折らずに用紙の中央に合わせたパンチ穴あけができる補助シート「ブタパンチ」をみつけた。これは、だれでも考えつきそうでいままで無かったのが不思議なくらい。
クリアファイルを使って自分でも作れるけれど、面白いアイデアだと思う。OEM品がカール事務器から「パンチシート」という商品名で売られていた。
プリントインフォームジャパン
ドイツのふせん紙メーカーAMC社の日本法人のプリントインフォームジャパンでは、ロール型粘着メモ「gnotes Rolls」の改良版「gnotes Rolls50」を展示していた。
「gnotes Rolls50」は、2種類の幅のロール型粘着メモをセットできて、下部に直線とギザ刃の2種類の切り口があるなど、非常に良く仕上がっていた。
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