ギフトショー2013:MAX「SCOOVA」
マックスがISOTにでなくなったので、新製品に触れる機会がなくなってしまった。今年の3月末に発売された、新しい刃を使ったパンチの「スクーバ(SCOOVA)」については、プレスリリースとWebサイトで見ていたけれど、最近出歩かないので実物を見ていなかった。
発売から半年近く経って、ようやく実物に出会えた。
パンチの刃を、斜めの中空刃にすることで、軽い力で穴を開けることができるように改良している。実際に使って見たが、従来のパンチと比べると非常にスムースにパンチできた。
中空刃は、大型のパンチに採用されていて、抜きカスがパイプの中を通ってダストボックスに排出されるようになっている。
スクーバでは、中空刃にいったん取り込んだ抜きカスを、ハンドルが戻るときに押し棒で、下のダストカバーの中に落とすようになっている。
知らずに使っていると、普通のパンチなのに非常に軽く穴をあけられるパンチとしかわからないけれど、巧妙なギミックが隠されているのだ。
説明を聞きながら、中の刃の動きを見せてもらったが、従来のパンチの刃は、先端をV字にカットした鋼の棒で紙を押し切るので、抵抗が大きい。スクーバの刃は、中空で刃先を斜めにカットしているので、紙を一枚ずつ切り取っていくので、抵抗が小さいということだ。
新製品のサクリフラット(HD-10FL2)の28枚綴じも展示されていた。従来のサクリフラットは20枚綴じだったから、10号針で28枚綴じられるようになると、家庭用としては十分で、特別な11号針を使った大きなバイモは不要になるような気がする。
バイモはヘビーユースのオフィス用、サクリフラットは家庭用と棲み分けができるのだろう。
コクヨからも今年の2月に「パワーラッチキス フラットタイプ 28枚とじ(SL-MF55)」を発売していて、これはMAXのOEMではないかと想像している。
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