消えるボールペンを使った犯罪の可能性はあるだろうと思っていたけれど、とうとう逮捕者がでた。非常にプリミティブな方法だけれど、見つかっていないだけで他にもあるかもしれない。
一昔前の消せるボールペンに比べ、パイロットのフリクションは筆記線のクォリティーが高いので、見破るのが難しくなっている。
最近では、色々な申請書類に消えるボールペンを使う人がいるらしく、役場の記入台に消えるボールペンを使わないように張り紙がある。
「消えるボールペン」で残業記録改ざん 70万円不正受給(東京新聞 2013年9月27日)
土浦市消防本部は二十六日、時間外勤務を水増しし、約七十万円を不正受給したとして、同本部総務課財務係の男性主任(30)を懲戒免職処分にしたと発表した。「消えるボールペン」で帳簿を改ざんし、一年半にわたり発覚を逃れていた。
同本部では月ごとの残業時間を「勤務管理表」に記入し、市に提出。合計時間数に応じた手当が各職員に支給される。
主任は二〇一一年八月~一三年二月、上司のチェックを受けた後に自分の残業時間を実際より長く書き直し、市に提出。周囲から不自然に思われないように、返却された管理表の残業時間を元通りにしていた。
同本部によると、「消防署に勤務していたころは夜勤手当などがあったが、本部では給料が減ってつらかった」と話している。今年九月の調査で、残業時間数に対し手当が多いことが判明。すでに全額返済したという。
最近のコメント